Outlookでは、整理や圧縮機能を使うことができませんが、このプログラムではMDaemon Connectorデータベースファイルの整理や圧縮が行えます。4つの主なコマンドラインオプションがあります:
(1) /f コマンドラインオプションは、データベースファイル LocalCache.db の場所を指定します。このオプションは、圧縮と整理オプション両方で必要となります。
(2) /c コマンドラインオプションは、データベースファイル LocalCache.db を圧縮時に使用します。キャッシュサイズを特定するには、/sオプションを使い、ページサイズを特定するには、/g スィッチを使用します。
(3) /p コマンドラインオプションは、メールメッセージの本文を整理を行なったり、メールと紐づかなくなった添付ファイルを整理します。ファイルの保存期限を指定するには、/d スィッチを使用します。
(4) /? コマンドラインオプションは、コマンドラインオプションの使い方に関する追加情報で使用します。
使用例:
databasemgmt.exe /f="C:\\Users\\oc1\\AppData\\Roaming\\Alt-N\\Outlook Connector 2.0\\Accounts\\oc1\\oc1@altn.test.com\\LocalCache.db" /c
databasemgmt.exe /f="C:\\Users\\oc1\\AppData\\Roaming\\Alt-N\\Outlook Connector 2.0\\Accounts\\oc1\\oc1@altn.test.com\\LocalCache.db" /p
databasemgmt.exe /?
重要:S/MIMEを使用するにあたり、次の3つの既知の問題があります:
(1) Windows 10とOutlook 2016の組み合わせで、プレインテキストやRTF形式でのメッセージへの署名や暗号化を行う際、Outlookがハングアップします。
(2) S/MIMEで暗号化されたメッセージの中に、さらにS/MIMEで暗号化されたメッセージが組み込まれていた場合、メール本文部分が空白となります。
(3) 今回ではまだ、S/MIMEでの受信はサポートされておりません。